石膏ボード再び
前回の断熱材貼り作業に続き、今回は石膏ボードを貼っていきます。
石膏ボードも通算で何十枚貼ったでしょうか。うろ覚えですが、一階の厨房で約12枚、飲食スペースで、約20枚、今回の2階で13枚なので45枚になります。
石膏ボードの良いところ
ちょっと吉野石膏さんのHPで調べて見ました。
- 安価
- 加工しやすい
- 見た目がきれいになる
- 耐火性能が高い。1,000℃にも耐えます
- 遮音性あり
- 断熱性あり
- 施工後に反り曲がりなど変形しにくい
まず、安価です。私は近くのホームセンターで一枚約300円で1820mm×900mm、9.5mmのものを購入しました。
加工のしやすさは抜群です。カッターで切れ込みを入れて軽く折るだけですから。切断が多少うまく行かなくても、コーキングっていう万能薬があるので平気ですしね。
見た目はものすごくきれいになります。私の納屋の土壁は黒色だったこともあってかなり様変わりしました。
耐火性能が高い。1,000℃にも耐えるのはすごいと思いました。薪ストーブを使うので、これは嬉しい性能です。
遮音性もある。もともと隙間だらけの建物なので、石膏ボードのおかげとはあまり思ってませんでしたが、石膏ボードを入れて、コーキングで隙間を塞ぐとかなり静かになりました。
断熱性。これも嬉しい機能です。これから寒くなって、暖房を入れることが増えますが、燃料費も安くなるはず。いつもフルパワーの薪ストーブさんありがとう。これからは少しパワーダウンしても大丈夫なはず。
変形が少ない。大事です、これ。特に私のような日曜大工をする人にとっては。
石膏ボードの悪いところ
- 強度が木材に比べて弱い
- 加工時、白いカス(石膏)が沢山出る
あんまり欠点らしい所が無いですね。素晴らしい!
補足というか蛇足
最初のころ苦労したことは、きっちり1mm単位で図って切断していたことが原因で、少しでも入れる面の形と違っていたら入らないし、端は擦れて痛むしと石膏ボードってめんどくさいなって思ってました。
それが今では、実寸より5mmほど小さく切って、開いた隙間はコーキングで埋めれば良いと気づき、作業が驚くほど簡単になりました。
元々この納屋は、使っている木材は、完全な四角柱の部材はほとんどなく、しかも少し歪んで建っている様子。壁が正確な真四角じゃないことが多かったんです。そのため、平行四辺形どころではなく、場所によっては台形だったり、四角の対辺が平行でなかったりと、もう切るのが大変(笑)でした。
というわけで仕上がった様子がこちら。きれいになりました。
腰板は得意のSPF材の1×4材を貼りました。石膏ボードの隙間は今度ゆっくりコーキングで埋めることとします。
次は床だ!