あっという間の21年
今日、地元の壮年団の退団式がありました。23歳の時に実家に帰ってきて一年後、壮年団に入団して早くも21年。あっという間でした。
入った時は、壮年団などの『田舎の付き合い』は面倒くさいと思っていたのですが、今では地域の先輩後輩と繋がりをつくる、貴重な機会だと思っています。
最初はものすごく面倒くさいって思っていたんですけどね。
気がつけば、田舎嫌いから田舎大好きに
最初の5年は先輩との付き合い方も良くわからず、仕事で忙しかったこともあり、しょっちゅう会合を休んだりと心配と迷惑をかけまくりましたが、そんな私も暖かく見守って、応援して下さり、地元にすむ人と人とのつながりは強いもんなんだなと実感させられました。
入団して5年過ぎて団の役員をする機会にも恵まれました。会計、副団長、団長、釶打地区の壮年団の集まりの釶打地区壮年団協議会の事務局長を6年、最後には会長を経験させていただきました。その経験は、地域の若手としての責任感も感じることが出来て、地元へ帰ってきた当初、『こんな田舎出て行こう!』と思っていたのが、いつの間にか『この素晴らしい田舎を守りたい!』と思うようになりました。
結婚は、壮年団の経験が後押ししています。ホントに。
29になる頃、結婚相手となる現在の妻と出会います。相手はなんと隣の地区の幼馴染。地域の様々な活動を通じ、この地域を大好きになっていた自分にもう迷いもありませんでした。ここに根を下ろして生きていく覚悟はとうに出来ていました。
まもなく子宝にも恵まれ、ますます地域の繋がりが素晴らしいと実感していたのも束の間、あっという間に21年。
おっかしいなー。さっき入団したと思ったのにもう 退団の日です。
気がつけば退団式。
入った当初は若造で、楽しくお酒を飲んで先輩と語ったり、時には気に食わない先輩と衝突したりしていましたが、今では『英邦さん、英邦さん』と慕ってくれる後輩に囲まれる年長者ですよ。
良いことも大変なことも沢山ありました。どっちかというと大変なことの方が多かったかもしれませんねー。でも、それ以上の良い出来事があったと自信をもって思います。
今日、退団式を開催してくれた壮年団員の皆さん、2次会に駆けつけてくれた先輩方ありがとうございました。
退団しても、どこかに行くわけでは無いし、これからも地元を守り発展させていくために頑張りたいと思います。
5月には、地区の上部団体の下っ端からスタートです^^
『♪私にはスタートだったの、あなたにはゴールでも~?』ちょっと違うか。
いやー今日も素晴らしい仲間と旨い酒飲んだなぁー。明日からも頑張ります!