消防本部へ

納屋で農産物加工所と飲食店をするにあたり、消防法から見て施設が問題ないか確認するため、 ひとまず、図面を用意して 七尾市の消防本部へ行って来ました。

消火器の設置基準から

最初に図面を見てもらって、面積の確認をしました。

面積は150平米以上か未満で消火器の設置要件が違います。

納屋は一階部分で60平米、2階は使う予定はないのですが、それを入れても99平米なので、飲食スペースについては設置は必要ないと言われました。

しかし図面を見てもらうと、出入口が少ないことと、窓が小さい事から置いた方がよさそうとのこと。(窓が小さく、出入口が1つの場合は設置する必要があります。)

厨房の消火器は?

厨房の消火器は、以下のとおりとなります。

置く必要がない場合

  • 調理を目的とした火を使う設備が無い
  • 調理を目的とした火を使う設備があるが安全装置がついている。

置く必要がある場合

  • 調理を目的とした火を使う設備があるが安全装置がない。

カセットコンロなんかは安全装置は無いので消火器は必要になります。

こちらに分かりやすい記事がありました。 日本消火器工業会

レンジフードについて

レンジフードの必要な高さを聞いてきました。七尾市火災予防条例にも記載されています。

調べた結果、 壁が不燃材料ならコンロの出力が21kw以下なら、上方に80cm、側方、前方、後方0cmの離隔距離が必要です。

不燃以外の材料なら、コンロの出力21kw以下で、上方に100cm、後は15cm離隔距離が必要です。

納屋の厨房は壁に石膏ボードを貼ってあるので上方80cm、壁0cmでOKです。

火災報知器は?

火災報知器は、納屋の広さで飲食店の場合は必要ないとのこと。こちらのホームページに設置基準が掲載されています。→ NITTAN

結果、納屋に最低限必要なものは

  • 入口以外の脱出口が小さいので飲食スペースに消火器1
  • 厨房は火を使うため消火器1
  • 避難誘導灯1つ

飲食スペースは出入口がもう一つあるため、消火器は不要と思われるが、念のため用意する。まあ、そんなに高いものではないことと、薪ストーブもあるので、念のため用意します。

今後の予定

厨房に誘導灯、消火器を準備して、きちんとした図面が用意出来たら再度消防本部へ来てほしいとのこと。その後、中島分遣署に行って、現地確認をお願いすれば消防関係は終了となります。

それとは別に、一度市役所の都市建築課に行って話を聞いてきた方が良いと言われたので、後日行くこととします。